25/06/13:BLOG更新。

【2025年6月】配信でプレイしたゲームまとめ①【ファミコン強化月間】

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ゲームライブ配信

6月のライブ配信だけど、たまには企画的なこともうやってみようと思って、ファミコン強化月間としました。いつもはいろんなハードを行ったり来たりしてるから、ひとつの機種に集中するのはこれで新鮮だったかも。

やはりファミコンということで短めなゲームも多く、プレイタイトルもかなり増えたので、記事を前半後半に分けて投稿することにしました。

ということで、6月前半にプレイしたゲームの感想がこちら。

25.06.02 いっき(FC)

“ク〇ゲー”という言葉が定着する以前から語られていた、いわば元祖レトロゲー迷作「いっき」をプレイ。とはいえ今回は、永久ループのゲーム性を踏まえて、プレゼント企画用ワードがそろう8面クリア(2周)までを目標に。

まず前提として、「いっき」ってぜんぜん悪いゲームじゃないのよね。1人で一揆というシュールな設定も含めて、ちゃんとコンセプトがあって、グラフィックもファミコン初期としてはかなり丁寧に描かれてる。

ただ、やっぱり最大の問題はランダム性の強さ。敵の出現位置や動きに左右される要素が多すぎて、どうにもならない展開がちょいちょいあるのよ。いくらこちらが動きを把握していても、不意打ちで即終了。

そういう意味では、いわゆる「上達して安定してクリア」っていうタイプではなくて、「何度もやっていればそのうち運のいい時に突破できる」って感じのゲームバランス。やりごたえより、慣れと引き運がものを言うタイプ。

とはいえ、何度も挑戦したくなる中毒性は確かにあるし、短いステージ構成やテンポの良さは今でも十分遊べるクオリティ。FC初期の“アイデア一発勝負”な時代らしい、味のある一本でした。

【達成度:8面(2ループ)クリア】

 

25.06.03 スパルタンX(FC)

ファミコン初期の横スクロール格闘アクション「スパルタンX」をプレイ。1周は短めだけど無限周回タイプのゲームで、気づいたらずっとやってしまう中毒性があるのよね。

このゲーム、何が気持ちいいって、とにかくパンチやキックを高速連打して敵をなぎ倒していく感覚が最高。ステージ構成はシンプルだけど、ザコを蹴散らしながらどんどん進んでいけるのが気持ちよすぎる。操作性も素直で扱いやすく、変なストレスがまったくないのも大きい。

ボス戦もクセが強くて面白い。パターンを覚えてうまくはまれば、サクッと瞬殺できるのも爽快感の一部。短時間で「うまくなった感」が得られるのは、この時代のゲームとしてはかなり優秀だと思う。

ちなみに、後年出た続編は演出や難易度は進化してるんだけど、この「連打で倒す快感」がだいぶ薄れていて、ちょっと残念だったな。原点の良さってやっぱりあるのよね。

【達成度:1ループクリア】

 

25.06.03 マッピーランド(FC)

ファミコンで個人的にけっこう好きだった一本、「マッピーランド」を久々にプレイ。いわゆるナムコ黄金期の作品で、当時かなり遊んでた記憶があるのよね。

まず言っておきたいのは、BGMがとにかく素晴らしい。どのステージも外れなしで、耳に残る名曲ぞろい。音源の限界を感じさせない華やかさで、今聴いてもテンションが上がるレベル。

グラフィック面もめちゃくちゃ凝っていて、各ステージの背景やギミックの作り込みが丁寧。敵キャラであるニャームコ&ミューキーズの服装がステージごとにちゃんと変わるあたり、演出面にも気合いを感じる。こういう小ネタ、大好き。

ゲームとしては、決められたアイテムを集めていくパズルアクション寄りの内容。仕掛けのバリエーションも多くて、プレイしていて飽きが来ないのが強み。ただし、周回するごとに難易度がかなり上がってくるので、やり込むとかなり手強い印象もある。

とはいえ、1周目はそこまで理不尽な要素もなく、ちょうどいい歯ごたえで楽しめると思う。ナムコ系アクションが好きならぜひ一度触れてみてほしい良作でした。

【達成度:1ループクリア】

 

25.06.04 グラディウス(FC)

ファミコンの定番STG、『グラディウス』をプレイ。初見というわけではないけど、実はちゃんと通しでやるのはこれが初めてだったかも。

今回はコナミコマンド&連射コントローラーを解禁していたこともあって、だいたい1時間くらいでクリア。いくらなんでもサクサクすぎる気はしたけど、まあこの条件ならこんなもんよね。逆に言うと、コマンドなしでやるとけっこう苦労すると思う。死に戻りの立て直しとか。

シューティングゲームとして見ると、敵弾の速度がかなりゆっくりで、当時のゲームとしては相当遊びやすい部類。理不尽さよりも、パターンを組んでいく楽しさの方が前面に出てるのが好印象だった。

あと、やっぱり音周りがいい。BGMの耳残りの良さはもちろん、パワーアップ音とかショット音とか、いちいち気持ちよくてテンションが上がる。さすがのコナミクオリティ。

今後はアーケード版にも挑戦予定なので、その時はコマンド封印でどこまで行けるか、改めて真価を問うてみたいところね。

【達成度:FC版クリア(コナミコマンド使用)】

 

25.06.04 イー・アル・カンフー(FC)

初プレイというわけではないけど、しっかりやり込んだ記憶もないので今回あらためて挑戦。結果としては30分程度でひととおり1ループクリア。まあ無限周回のゲームなので、それで終わりって感じでもないのだけど。

1ループが短くテンポも軽快で、とにかくサクサク遊べるのがいいところ。次の敵、次の敵……と続けていくうちに、気づいたら没頭してるタイプのやつ。理不尽な攻撃もあまりなくて、相手の動きに合わせて立ち回るのがけっこう楽しい。

表現としてはアーケード版と比べるとかなりシンプルになってるんだけど、ファミコン初期という状況を考えれば、よくここまで動かしてるなという印象。ジャンプや蹴りの挙動も意外と多彩で、やってるうちに思った以上に味が出てくる。

今後の機会があればアーケード版にも手を出して、どれくらい違うのか見てみたいところね。

【達成度:1ループを高難度のLEVEL2でクリア】

 

25.06.05 ツインビー(FC)

コナミの人気シューティングシリーズ「ツインビー」の原点にあたる第1作。今回はそのファミコン移植版をプレイ。見た目のポップさとは裏腹に、序盤からなかなか手ごわかったわね。

まず何より難しいのが、敵を避けながらベルを撃って色を変えて、うまくパワーアップアイテムに育てるという基本システム。この「ベル育成」、最初のうちは正直かなり厳しい。敵とベル、両方を同時に相手にするのがとにかく忙しいのよ。

でも、そこを乗り越えてパワーアップが揃ってくると、一気におもしろさが開花する。緊迫感のある操作と、かわいい見た目とのギャップがクセになるバランス感。雑魚敵の弾はほぼ自機狙いなので、絶えず動きながら撃つのが基本。これが地味にハード。

配信では裏技など一切使わず、1周=5面までしっかりクリア。自分でもけっこうがんばったと思う。初代らしい原点の魅力と、のちのシリーズにつながるセンスの良さがしっかり詰まった1本でした。

【達成度:1ループクリア】

 

25.06.05 シティコネクション(FC)

15歳の少女「クラリス」が理想の男性を求めて、世界中を車で走り回る――というインパクト抜群な設定からして、すでに只者じゃないアクションゲーム。今回はファミコン版を、ほぼ初めてちゃんとプレイしてみました。

基本は、道路をすべて塗りつぶしていく陣取りタイプのアクションなんだけど、これが妙にクセになる。ジャンプ操作にはちょっと慣れが必要だけど、ゲーム全体のテンポはゆったりめで、うっとりじっくり没頭できる。ミスしてもなぜか腹が立たない、不思議な魅力があるのよね。

やっぱり「塗る」とか「埋める」って、いつの時代も気持ちいい要素。単純だけど、だからこそ中毒性がある。グラフィックやBGMもポップで可愛くて、雰囲気もすごく好みだった。

配信では、風船アイテムを3つ取ってワープしながら進め、無事1周クリア。奇抜なコンセプトと、しっかり作り込まれたゲーム性が融合した、記憶に残る1本でした🚙

【達成度:1ループクリア】

 

25.06.06 ゼルダの伝説(FC)

現代も続く名作シリーズの原点『ゼルダの伝説』。ディスクシステム本体は持っていたのに、なぜか当時は触れてこなかった一本。今回が初見プレイとなりました。

まず驚かされたのが、その遊びやすさ。コンティニューしてもルピーが減らない、ダンジョンには自動で地図が記録されるなど、1986年のゲームとは思えないほどのユーザーフレンドリー設計。当時こんなに優しいゲームがあったの!? と感動すら覚えるレベル。

とはいえ、そこはやはり当時のアクションRPG。謎解きの難易度はしっかり高めで、ノーヒントではまず無理だろうという場面もちらほら。ただ、アイテムの使い道やヒントの出し方は丁寧なので、理不尽一歩手前で踏みとどまってる感じ。

さすがは今もシリーズが続く作品の初代。あらためて、その完成度の高さに脱帽しました。これがディスク書き換え500円で遊べたって、以降のディスクシステムソフト制作の敷居がかなり上がっちゃったんじゃないかなぁ……。

【達成度:エンディング到達】

 

あとがき

ということで、6月のファミコン強化月間前半まとめは以上よ。

改めてファミコン時代のゲームに集中的に触れてみたけど、以前は気づかなかった細かいこだわりや演出を改めて見て、より深い味わい感じられたわね。

操作性のクセや難しさ、BGMの良さ、ステージごとの工夫など、どれも丁寧に作り込まれていて、名作と呼ばれる理由がしっかり伝わってきた気がする。

後半もまだまだファミコン作品をプレイしていく予定だから、引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。これからも一緒に懐かしいゲームの世界をゆっくり味わいながら、楽しい時間を過ごしていきましょう。

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