25.05.05 スーパーメトロイド(SFC)
メトロイドシリーズの中でも特に評価が高い名作、スーパーメトロイドをプレイ。フュージョンやゼロミッションはすでに遊んでいたけど、それらのルーツにあたる本作は今回が初。
まず驚かされるのは、システム面がこの時点でほぼ完成されているという点。探索型アクションとしての土台はすでにしっかりしていて、「メトロイドヴァニア」という言葉が定着する前に、もう形ができてるのよね。
一方で、次回作と比べるとやはり操作性には多少の難あり。ボタン配置が直感的じゃなかったり、斜め撃ちの操作にちょっとクセがあったりと、現代の基準で見ると気になる部分もちらほら。
それでも本作のすごさは、言葉に頼らずに物語を語る“映画的演出”の巧みさ。この時代のゲームでここまでやってたの!? ってくらい自然に引き込まれる。とにかく演出面は衝撃的。
ただ、探索に関しては正直かなり手強かった。ノーヒントの隠し通路や進行ルートが多く、フュージョンやゼロミッションのテンポ感に慣れていると、かなり戸惑うと思う。詰まりまくってマップをぐるぐる回ることもしばしば。
とはいえ、歴史的名作という評価に違わぬ完成度だったのは間違いなし。今やっても、しっかりおもしろかったわね。
【達成度:クリア(攻略見ずに自力で踏破)】
25.05.12 ネオコントラ(PS2)
PS2用ソフト『ネオコントラ』をプレイ。タイトルに「ネオ」とついているけど、ジャンル的には完全に昔ながらのトップビューガンアクション。ある意味、時代を逆走したような作品ね。
ゲーム自体はぜんぜん悪くないし、プレイしていて普通におもしろい。操作感もサクサクでテンポも良く、ワンプレイが短めなので気軽に遊べるのも👍。ただ、強烈に惹きつけられる何かがあるかと言われると、ちょっと悩むところ。
ストーリーやキャラ設定は完全にバカゲー寄りで、おおざっぱというか雑というか、そういう方向でノリを楽しむ感じ。もちろん、そういうのが好きな人にはアリだと思う。
あと、武器の性能差がわりと激しくて、一部の強武器を使えば10時間ちょっとで真エンドに到達できてしまうあたり、やや物足りなさはあったかも。初期武器がどれも好バランスなのでなおさら。
総じて、キワモノ感とクラシックな手触りを併せ持った不思議なアクションゲームという印象。トップビュー画面がAC版SUPER魂斗羅を思わせることもあって、良くも悪くも「ネオ」というより「懐かしいコントラ」だったかなぁ。
【達成度:真エンド到達】
25.05.16 ファイナルファンタジーⅡ ソウルオブリバース(GBA)
GBA版FF2に追加収録された後日談シナリオ「ソウルオブリバース」をプレイ。本編での育成や装備変更を一切行わず、追加シナリオの初期状態そのままで挑戦。
プレイしてみると、短めなシナリオ構成ということもあってか、手に入る装備の性能がとんでもなく強力。拾っただけで一気に無双できるようになるのがめちゃくちゃ気持ちよかった。
そして、ラスボスの設定には素直に「よくこんなのを思いついたな」と唸らされた。FF2らしいテーマ性と“あの展開”が、ここにきて綺麗に繋がるのは見事。
改めて思ったけど、FFシリーズのリメイクっていろいろある中で、このGBA版はほんとうに出来がいい。グラフィックや音楽のアレンジもセンスが良くて、ゲームバランスの調整も丁寧。リメイク作品としては間違いなく最高峰のひとつだと思う。
【達成度:初期状態でソウルオブリバースクリア】
25.05.19 零 紅い蝶(PS2)
※幽霊形態。幽霊にちなんだゲームをする機会があれば、また登場するかも。
ホラーADV「零」シリーズの2作目。前作・次作ともに発売当時リアルタイムでプレイ済なのだけど、いい感じに忘れているので今回あらためて再挑戦。
で、実際に遊んでみた感想だけど……これ、ふつうにめちゃくちゃ怖かったです。配信中は例によってふざけたことを言ったりもしてたけど、内心では何度か本気でビビってた。雰囲気と演出の完成度が高すぎるのよね。
そして当時話題になっていたエンディング、実際に見るとやっぱり衝撃的だった。これ、20年経っても印象がまったく薄れてないのすごいわ。あの喪失感というか、余韻が強烈に残るタイプのやつ。
配信としては、ラスボス戦が残念だったかな。めちゃくちゃ苦戦した末に翌日に持ち越し→その翌日に20分でアッサリ決着、というちょっと情けない展開に。タイミングを完全にミスった感。
ホラーADVとしての完成度はシリーズ屈指で、紅い蝶からシリーズに入ったという人が多いのも納得。ちゃんと怖くて、ちゃんと切ない、良作でした。
【達成度:ノーマルエンド達成(ランクはEだったけど)】
25.05.26 ガンバード(AC)
※縦画面レイアウトを改修。字幕をふきだし型にして、話した時だけ表示されるように。
配信でプレイしてきたSTGは弾幕系ばかりだったけど、今回は趣向を変えて彩京の「ガンバード」に初挑戦。いやもう、これは完全に別ジャンルと言っていいやつだった。
まず弾がとにかく速い。そして自機の当たり判定が大きめで、なんというか「細かく動いて避ける」というより「弾の動きをあらかじめ把握してかわす」が基本のデザイン。弾幕STGで慣れてるつもりの動きがまったく通用しなくて、最初はわりとボロボロだったと思う。
とはいえ何度かやるうちに、徐々にコツはつかめてきた気がする。うまく言えないけど、あまり大きく動かない方がいいというか、自機を狙っている弾は実はあまりないというか、そんな感じ。
目指していたデフォルト難易度でのクリアはまだ未達なのだけど、いったん配信ではここまで。来月はファミコン強化月間を執り行う予定なので。
もちろんここで終わる気はぜんぜんなくて、配信外で練習してワンコインクリアまでやりきるつもりです。途中でやめちゃうにはもったいなさすぎるくらい面白かったからね。
【達成度:難易度レベル3まで1CC】※デフォルトはレベル5
あとがき
ということで、今月は以上の5作品でした。
今月は、私の配信としては比較的新しめなタイトルが多めだったかな。ジャンルもバラバラで、ホラーにSTGに探索アクションと、毎回ちがった手触りを楽しめた気がするわね。
さて、来月はファミコン強化月間ということで、がっつり8bitの世界に戻る予定。懐かしさだけじゃなく、今だからこそ見える面白さも拾っていけたらと思ってます。
そんな感じで、来月もゆるっと見守ってもらえたらうれしいです🦾
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